人がうごくコンテンツのつくり方を読み終えました


『人がうごくコンテンツのつくり方』を読み終わりました。
コンテンツ、というとしっかりしたものを作らないと、と身構えてしまって、そうするとなかなか作り出せなくなってしまったりしていました。
ですが、コンテンツ、というのは世の中にあるもの全てで、なんでもコンテンツになりうる、というのは、ブログを書いていらっしゃる方には馴染み深い考え方だと思います。

ただし、コンテンツになりうるだけで、コンテンツにするには『気持ち』がいる

というのが、今回読んだ本の大きなまとめな気がします。
この本を読んで多くの学びを得たので、いくつかご紹介させていただきます。

もくじ

  1. 変わらないために変える
  2. ぼんやりした表現でも伝わる
  3. コンテンツには気持ちを


変わらないために変える


変化とは、自ら進んでするものではなく、『ニーズに対処する』ということなのです。


私が作るコンテンツ、というと漫画やイラスト関連になります。
それらを作る上で一番わかりやすいのは『絵柄の変化』だと思います。

漫画を読んでいて、『この漫画1巻と比べて絵が変わったなぁ』という作品って結構あると思います。
『今の方がいい』という風に思ってもらえるのが、おそらく『ニーズに対処した変化』なのだと思います。
話の読みやすさ、状況のわかりやすさ、言い回しや演出による感情表現など、伝えたいことを伝わりやすくするために、たくさん変化させているけれど、それはその作品の根本の面白さを伝えるための変化、ということなのではないかと。

逆に『前の方が良かった』と思われてしまうものもあったりします。
当たっているものは変化させないように手を加えていく

ともありました。人気が出た故に、『あれ?』となってしまう作品があったりするのは、ひょっとしたらガラリと変わってしまうような手を加えてしまったからなのかな、と思います。

『変化』をさせる上で大事なのは、自分の内面からの気持ちに応えて変えるのではなく、あくまでそのコンテンツを楽しんでくれる人たちの気持ちに応えて変える、ということなのかもしれません。


ぼんやりした表現でも伝わる


『引っ掛かりのあるように』というオーダーには、『○○のヤツ、と呼ばれるように』と考えることで適切な答えを見出せると思います。


『前に一度行ったけどお店の名前忘れた。だけど店名がハワイっぽかったんだよなぁ』みたいなお店を調べる時、『ハワイっぽい店名』と場所や服屋などどんなお店だったかで調べたりして、意外と見つけられたりしますよね。
おそらくそういうことだと思います。ブログをやっている方なら、自分の記事で何かを紹介するときなどになんとなく意識しているかもしれないですが、そういうはっきりした名前を忘れてしまっても、『あぁ、あれね』で通じるようにする、ということなのだと思います。
つまり自分の作品を簡単に一言で言えるもの、があると強いのかもしれません。漫画で言えば『7つ石を集めると願いが叶うヤツ』であらかたの人があの作品かな?と思いつきますよね。長々その作品の良さを語るよりも覚えてもらえると思います。 作品を作る上で、まずは覚えてもらわないと、と改めて気づかされた部分でした。


コンテンツには気持ちを


コンテンツについて考えるとき、最も大切にすべきことは、そこに人の気持ちがあるのかです。

人の気持ち、というのは、そのコンテンツの製作者から、受け手への気持ち、そして、製作者自身のコンテンツへの気持ちなのかなと思います。
このコンテンツに対して製作者はどんな思いを抱いて作ったのか、というのは、結構滲み出てしまう部分だと思います。
コンテンツを通して、製作者が透けて見えるのは、おそらくこの気持ちなのかもしれません。

そして、コンテンツから受け手が抱く気持ちは、この製作者の気持ち次第で変わってしまうのかもしれません。
コンテンツを作るからには、何か理由があるはず。
それが『お金儲けするため』だとしたら、それが受け手に伝わってしまうのだと思います。自分にしか向かっていない気持ちのコンテンツは、おそらく、『受けない』コンテンツなのかもしれません。



当たり前でいて、忘れてしまうこと。『気持ち』が土台にあってコンテンツは作られていく。

コンテンツを作る上で、綺麗な気持ちだけでは作れないかもしれませんが、そのコンテンツを作り始めたときに抱いた大事な気持ちをないがしろにしてしまうと、土台が崩れてしまうのかもしれません。

コンテンツ作りがうまくいかない、と悩んでいるとき、ひょっとしたら、気持ちが追いついていないのかもしれませんね。改めて、自分のコンテンツ作りを見直すきっかけになった本でした。